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池田宜広
(新温泉町議長)
「未来を拓く議会改革~住民と歩む持続可能な地域づくり~」
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新温泉町は、全国の多くの地域と同様に、急速な人口減少と高齢化の波に直面しています。この現状は、地域の活力維持、産業の担い手不足、そして地域コミュニティの維持といった多岐にわたる課題を引き起こしています。議長として、この状況を深く憂慮するとともに、未来を担う世代に明るい希望をつなぐため、議会が果たすべき役割の重大性を日々痛感しております。中でも、高齢化の進展により喫緊の課題となっているのが、住民の皆様が安心して暮らすための医療確保です。地域の医療体制の維持・強化は、住民の生命と健康を守る上で欠かせない基盤であり、医師や看護師の確保、医療機関の連携、そして災害時にも機能する医療ネットワークの構築は、議会としても最優先で取り組むべき課題と認識しております。
このような複雑な課題に対し、私たちは未来を見据えた明確なビジョンを持って歩まなければなりません。その羅針盤となるのが、令和9年3月に策定される第3次新温泉町総合計画です。この計画は、人口減少・高齢化といった課題に立ち向かい、持続可能な地域を築くための指針であり、議会としても、この総合計画が掲げる目標が確実に実現されるよう、積極的に議論し、執行機関と連携を図ってまいります。
地域が直面する大きな課題に的確に対応するためには、議会もまた、常に自己を研鑽し、進化し続ける必要があります。私たちは『開かれた議会』、『住民に信頼される議会』を目指し、着実な議会改革を進めております。その重要な柱となるのが、令和7年9月に制定した議会の最高規範を定める議会基本条例の制定と、議員一人ひとりの規範意識と倫理性を確立するための議員政治倫理条例の制定です。これらの条例は、住民の皆様の声が議会活動に反映される仕組みを強化し、議員がその職責を公正かつ誠実に遂行するための揺るぎない基盤となります。
議会は、住民の皆様の負託を受け、地域の未来を創造する重責を担っています。議会改革を通じて議会機能を強化し、総合計画の着実な推進、そして人口減少・高齢化・医療確保といった喫緊の課題解決に全力を尽くしてまいります。困難な道のりではありますが、住民の皆様、行政、そして地域の様々な団体が一体となり、知恵を出し合い、力を合わせることで、必ずやこの難局を乗り越え、次世代に誇れる豊かな地域を築き上げることができると信じております。
引き続き、県下12町議会と連携しつつ情報共有を図り、明るい未来へ向けた議会改革を進めてまいります。
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